REDWINGのブーツにも様々な種類のモデルがあるように、様々な種類のレザーが使われています。
少しでも長く愛用できるように愛着を持って手入れしてみましょう。
REDWINGのブーツはメンテナンスの頻度はどのくらいがですか?
革の種類、色によって大きく異なりますが、週に数回履く程度の履き方であれば、年に数回、革の表面にオイルを薄く塗付するくらいで十分と言われています。 長期間履いていないブーツであれば、2~3年に一度でも問題なくコンディションを保てます。
REDWINGのブーツは基本的にオイルドレザーを用いたものが多いため、防水スプレーなどはする必要がありません。その分オイルは入れてあげる必要があります。
ベックマンなどのオイルドじゃないスムースレザーのブーツには防水スプレーも効果的です。長くエイジングも楽しめるブーツを育て、最高の相棒にしていきましょう。
一般的なブーツの大まかなメンテナンス方法は例えるならスキンケアに似ています。
洗顔の類と同様です。
クレンジングの類と同様です。
パックやバームでの保湿の類と同様です。
※色の明るいレザーの場合はレザークリームをブーツクロスにとり、薄くブーツ全体に塗り込む。シミやムラができやすいゴールドラセットなどのカラーに最適です。
保湿成分は寝てる間も浸透させたいですよね。
※保革オイルにはcolumbus(コロンブス)やM.MOWBRAY(エムモゥブレィ)など専用のもの以外にも様々なブランドがあります。
難しそうなイメージがありますが、やってみると意外とハマっちゃうかも⁉
気づいたら街行く人の足元が気になって仕方なくなっちゃう日も遠くないかも⁉
- オイルドレザーの場合
- ラフアウトレザーの場合
- フェザーストーンレザーの場合
- ヌバック系レザーの場合
オイルドレザーは元々オイルを含んだレザーなので水に強い反面、落ちにくい汚れが付着しやすいのが特徴と言えます。
また、オイルが抜けると表面が乾燥して色落ちやシミの原因になってしまう事もあるため、専用のクリーナーを使用して汚れを落とし定期的にオイルを補給することでレザーの劣化を防ぎコンディションを維持することができます。色の濃いレザーと、色の明るいレザーでもメンテナンス方法が少し異なるため気を付けましょう。
ラフアウトレザーは汚れが入り込んで残りやすく、擦れやすい箇所は衣類の様なアタリができ、風合いが出やすいという特徴があります。
汚れをそのままにしておくと繊維の中に浸み込んでしまい、汚れが落ちにくくなってしまいます。定期的なブラッシングと、汚れの付着を防ぐ防水スプレーやレザープロテクターの使用がブーツを長持ちさせます。
主にベックマンなどに用いられるフェザーストーンレザーは耐久性はあるものの、他のレザーと同じ手入れをすると輝きは失われてしまいます。
ミンクオイルのような保革オイルが原因となるので、フェザーストーンレザーには保革とツヤ出し効果を備えたクリームを使用しましょう。
※ツヤのあるエスカイヤレザーやシャパラルレザーも同様のメンテナンス方法がオススメです。
レザー表面の固い層(銀面)を擦って、かすかな毛羽立ちを与えてあるのが、ヌバックタイプ(ラフアンドタフ)のレザーです。
通常のオイルやクリームでは、色が濃くなったり、含まれているワックス分が表面の毛羽立ちを寝かせてしまうため、オイルが控えめでワックス分を含まないケア用品を使う必要があります。
ラフアウトレザー
①全体の埃や毛の間に詰まった汚れをかきだすようにブラッシングします。シューレースを外し、アイレットの下やウエルト部分もしっかりとブラッシングしましょう。
ナイロンブラシは毛並みを起こすような感覚でブラッシングすると更に埃や汚れをかき出すことができます。
②ブラッシングで落ちないような汚れは、ヌバック/スエードクリーナーのラバーを消しゴムのように擦って落とします。ラバー使用後は再度ブラッシングをし、カスをきれいに除去します。
※汚れが特にひどい場合はフォームレザークリーナーを使用してみます。
③仕上げにレザープロテクターを全体に吹き付けます。防水性が得られると同時に汚れがレザーに付着しにくくする効果が期待できます。
※初めて着用する前にレザープロテクターを吹き付けておくこともブーツを長持ちさせるのに効果的です。
ヌバック系レザー ※①&②はラフアウトレザーと同様の方法です。
①全体の埃や毛の間に詰まった汚れをかきだすようにブラッシングします。シューレースを外し、アイレットの下やウエルト部分もしっかりとブラッシングしましょう。
ナイロンブラシは毛並みを起こすような感覚でブラッシングすると更に埃や汚れをかき出すことができます。
②ブラッシングで落ちないような汚れは、ヌバック/スエードクリーナーのラバーを消しゴムのように擦って落とします。ラバー使用後は再度ブラッシングをし、カスをきれいに除去します。
※汚れが特にひどい場合はフォームレザークリーナーを使用してみます。
③レザークリームをクロスにとり、薄くブーツ全体に塗り込みます。
※レザークリームは一般的なオイルやクリームに含まれるワックス分を含んでおりません。オイル分をマイルドに配合しているため、表面の毛羽立ちを寝かせてしまう心配が少ないので、風合いを変えることなくお手入れが可能です。
④表面が乾いてきたら、ナイロンブラシで全体をブラッシングします。
表面の毛を起こすような感覚で行うと、表面が毛羽立ち、本来の風合いを復活させることができます。
ちなみにCLASSICで取り扱っている中古のブーツやスニーカーは、このごちゃごちゃしたツールボックスに収められている選ばれし道具によってメンテナンスを行っております。
買取したお品はできる限り良い状態でお客様にお届けできるよう心がけ、日々奮闘しています。