実はファーストチョイスに最適
ファクトリーセカンドという言葉を聞いたことがありますか?ファクトリーセカンドとは目立つキズやシワが入っていたりステッチがずれているなどの理由によりアウトレット品とされた商品のことです。実際の使用に際しての機能的な問題はありませんが、購入には少し勇気が要りますよね。ただ、最大の魅力は価格だと思います。キズの程度によって販売価格が異なるかは明らかにされていませんが、お求めになりやすい価格となっていることは間違いありません。
ファクトリーセカンドの見方
それではREDWINGを例としてお話しいたします。ファクトリーセカンド品には、ある場所を確認するだけで簡単に見分ける方法が存在します。
レースアップブーツ(ベックマン、モックトゥなど)の場合は、両足のベロにパンチ穴が開いています。サイズは微妙に異なりますが、必ず穴は開けられています。(ひもを緩めないと見えない場合が多いです)
プルオンブーツ(エンジニアブーツなど)の場合は、両足のシャフトの端部分にパンチ穴が開いています。側面側だったり、後ろ側だったりしますが必ず穴は開けられています。箱が付属している場合は箱にもスタンプが押されています。(すぐ薄くなるのでけっこう見落としがちです)
このようにREDWING製品にはわかりやすく穴が開いています。
ここまでREDWINGのみ触れてきましたが、もちろん似たようなケースは他社でも見られます。
そこでREDWING以外のメーカー、ブランドのセカンド判定商材を幾つか紹介いたします。
Danner(ダナー)
方法
YUKETEN(ユケテン)
方法
Alden(オールデン)
方法
Alden(オールデン)
方法
Alden(オールデン)
方法
HERMES(エルメス)
方法
CROCKETT&JONES(クロケット&ジョーンズ)
方法
Allen Edmonds(アレンエドモンズ)
方法
当店で過去に取り扱ったブランドにもさまざまな方法で刻印が確認できました。
DannerやYUKETENはREDWINGと同じようにベロにパンチ穴が開けられていました。Alden、HERMES、Allen Edmondsには[R]、[S]の刻印が、CROCKETT&JONESには[SUBS]の刻印が刻印されていました。
これら以外にもあまり世に知られていない目印が多数あります。リユースがスタンダードになってきた今の時代だからこそ、こういった何らかの理由で店舗へは卸されなかったB品の存在を知ってほしいと思います。
他ブランドに見られた[R]、[S]、[SUBS]はReject(リジェクト)、Second(セカンド)、Sub standard(サブスタンダード)を表しています。意味合いとしてはFACTORY SECOND(ファクトリーセカンド)とほぼ同じと捉えていいと思います。
注意点があるとすれば、B品判定となった該当カ所、理由などが明かされていないことです。一見なにも違いがないようなものや、一目見て該当カ所の判別ができるものなどかなりの差があります。当店ではできる限り、「ここかもしれない」というカ所は記載するようにしていますが明かされていない以上それが正解とも限りませんので、ご了承いただきたいと思います。
リユースショップや、ネット、フリマアプリなどで買い物する際にご活用いただけるとありがたいです。